膝が変形するって?人工関節にするとどうなるの?

スタッフ住田

ひとよし鍼灸接骨院スタッフの住田が更新します!
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今まで膝が伸びきらないブログや、膝が伸び過ぎるブログを紹介してきました。

その中でなぜ放っておいては良くないのかなどのデメリットもお話しました。

それは、今回のこのブログのタイトル「膝の変形」を紹介するための前書きだと言っても過言ではありません。

皆様は

「膝が変形してると言われた」

「変形してるから手術を勧められた」

といった経験はありませんか?

でも、実際何がどうなっているかは知らない方が多いのではないでしょうか?

今日はその膝の変形について一緒に知っていきましょう!

変形性膝関節症とは?(略称で膝OAと言ったりします)

スタッフ佐藤

原因として多いものは筋力低下慢性的な骨格の歪みなどが長期間続くことで発生しやすくなります。
初期だと症状が出ないか、違和感を感じる程度のことが多いようです。その初期状態の時にはだいたい、既に膝に悪い形の癖がついており、そのまま歩いたり、階段を上ったり、走ったりしてしまうので、徐々に関節の軟骨や、靭帯・関節包と呼ばれる関節と関係が密接な組織にダメージが蓄積してしまいます。

スタッフ住田

蓄積してくると炎症が現れ、痛みや腫れが出現します。これを放置し、重症へと進行していくと骨棘と呼ばれる不要な骨が作られ外観で明らかに膝が太く見えたり、膝の隙間が狭くなってきます。
さらに半月板と呼ばれる軟骨に穴が空き、上下の骨が直接衝突するようになり、何をするにも痛かったり、慢性的に水が溜まり動きが制限されます。
ここまで進行すると多くは人工の関節に交換する手術を勧められる方が多くなります。

膝を人工関節に手術すると必ず付いてくるリスクは…。

確実に正座ができなくなる

人工関節術後は膝を曲げる範囲が120度くらいまで制限されます。正座をするには150度以上膝が曲げれる必要があるのでほぼ不可能となります。また正座を無理やりしようとすると人工関節が破損する可能性があります。

人工関節は捻りに弱いので脱臼のリスクが高くなる

膝は二つ折り携帯と同じ構造ですので曲げる伸ばすが基本の動きです。人工関節も同様で、曲げる伸ばすが基本的な動きです。手術する病院により靭帯を残すか切除するか違います。靭帯は関節を補強する組織なので、なくなると捻る動きに弱くなるので脱臼への注意が必要です。

人工関節は摩耗するので手術の年齢によっては交換の再手術が必要な場合がある

人工関節の寿命は平均15~20年くらいとされています。比較的若い年齢で人工関節手術をした場合、交換が必要となる場合があります

このdような手術のリスクがあることを知っておくのは大切なことです。

自分の膝で生活できることがいかに制限を受けずに自由であるかがご理解いただける思います。

変形性膝関節症はレントゲン(X線)検査で約2400万人いることが推測されています(2007年の発表)

2007年の日本総人口約1億2800万人で計算してみると、約5人に1人が変形性膝関節症を患っていることになります。

要支援または要介護状態の原因となる疾病の中にも膝の痛みが入っており、それだけ膝の痛みは深刻で、人の活動に大きな影響を与えることが分かっています。これはとても大きな問題です…現在、当院でも比較的年齢が若い方がご来院され、O脚やX脚でお悩みだったり、すでに膝痛が発症し悩んでいる方もおられます。

いかに膝の変形を未然に防いだり、進行を妨げるかが重要視されています。

変形を防ぐ、または変形を進行させないために大切な3つの条件

  • 筋力を低下させない
  • 体重をコントロールする
  • 間違った膝の使い方をしない

この3つの条件が大切になります。①と②は何となく分かるけど

③間違った膝の使い方ってどういう使い方なの?

と思われた方も多いと思います。今回は長くなりましたので、次回「膝の正しい使い方」として詳しく書いていこうと思いますので、是非チェックしてくださいね。

本日もご清覧いただきありがとうございました。

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